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三十郎ノ碑
歴史編(2/4)
江戸から明治までを生きた者の功績

今から108年前、明治時代後期に建てられた木村の碑石である。福島県の某所にある。

墓石ではなく木村三十郎氏の功績を讃えた碑になる。

筆書は第17代福島県知事、平岡定太郎氏が直筆で三十郎氏の為に書いた文字が使用されている。

「木村三十郎君之碑」
「從四位 勲三等 平岡定太郎 書」

平岡定太郎氏は小説家、三島由紀夫氏の祖父になる人物らしい。

当時の福島県知事が職人であった木村三十郎氏の為に書いた文字で建てられたこの碑石は、江戸後期に生まれ
明治中期まで福島県の石工として腕を振るった石勝である三十郎氏の功績であり代々が石工である木村家の誇りでもある。

地上部分からの高さは5メートルを越える巨大な碑。

この碑石は木村三十郎氏が亡き後、数十年以上経ってから建立され木村家墓所とは全く別な場所に
建立されている。

そして、この碑との関係で木村家は明治後期〜大正初期に日本国内最高とまで呼ばれる石工事を担当することになる。

6代目石勝当主である亀吉氏が「サライ」の石工技法を用いて造り上げた。
使用された石は木村家に縁のある旧仙台藩井内石である。